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西脇順三郎
西脇順三郎が1922年(大正11年)28歳で慶応義塾留学生として、英語英文学、文芸批評、言語学研究のため、渡英しているとき英文詩集『Spectrum』を自費出版。 ロンドンではT.S.エリオットなどと一緒に同じ雑誌に英詩を発表する。ジョン・コリアーなどと交友を重ね、イギリスの文学青年や作家、画家、ジャーナリストなどとしきりに交流を重ねる。英国人の画家マージョリ・ビドルと結婚し、帰国した。この渡英中の西脇順三郎はモダニズム全盛期のイギリス文壇の空気を吸収し、現代詩、現代文学、前衛絵画、彫刻などその後の西脇順三郎の詩人誕生に決定的な影響を与えた。
「旅人かへらず」
詩集『Ambarvalia』以後戦時色が濃くなってからは、沈黙を守り詩集を出さなかったが、戦火がひどくなると故郷の小千谷に疎開し、さかんに日本画を描いたり、南画の研究などを行い、『旅人かへらず』の構想を抱く。終戦後、再び上京し、詩作を始める。 『Ambarvalia』などの昭和初期の作品とは詩風がまったく異なるため、詩壇から多大な関心を注がれた。
『西脇洋書』西脇順三郎自身の所蔵していた洋書約1,200冊 シェイクスピアやエリオット、ジョイス、パウンド、ペイター、ローレンス、キーツ、など詩人や文学者のものが多い。
西脇順三郎
小千谷が生んだ偉大な詩人
1894年に小千谷で生まれ、89歳で生涯を終えるまでに多数の著作を残した西脇順三郎。詩集「旅人かへらず」「第三の神話」などの作品は、現代詩壇に大きな影響を与えました。1964年小千谷市名誉市民となり、1971年に文化功労者に選ばれました。西脇順三郎が出版した本のご紹介
「スペクトラム」西脇順三郎が1922年(大正11年)28歳で慶応義塾留学生として、英語英文学、文芸批評、言語学研究のため、渡英しているとき英文詩集『Spectrum』を自費出版。 ロンドンではT.S.エリオットなどと一緒に同じ雑誌に英詩を発表する。ジョン・コリアーなどと交友を重ね、イギリスの文学青年や作家、画家、ジャーナリストなどとしきりに交流を重ねる。英国人の画家マージョリ・ビドルと結婚し、帰国した。この渡英中の西脇順三郎はモダニズム全盛期のイギリス文壇の空気を吸収し、現代詩、現代文学、前衛絵画、彫刻などその後の西脇順三郎の詩人誕生に決定的な影響を与えた。
「旅人かへらず」
詩集『Ambarvalia』以後戦時色が濃くなってからは、沈黙を守り詩集を出さなかったが、戦火がひどくなると故郷の小千谷に疎開し、さかんに日本画を描いたり、南画の研究などを行い、『旅人かへらず』の構想を抱く。終戦後、再び上京し、詩作を始める。 『Ambarvalia』などの昭和初期の作品とは詩風がまったく異なるため、詩壇から多大な関心を注がれた。
西脇順三郎記念室
〔URL〕小千谷図書館https://www.city.ojiya.niigata.jp/site/library/『西脇洋書』西脇順三郎自身の所蔵していた洋書約1,200冊 シェイクスピアやエリオット、ジョイス、パウンド、ペイター、ローレンス、キーツ、など詩人や文学者のものが多い。
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西脇順三郎記念室 〒947-0031 新潟県小千谷市土川1丁目3−7 小千谷図書館2階